【潤滑のキホン】 グリースのちょう度とは? 用途に合ったグリースの選び方
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2026/09/24
ブログ
機械の軸受やギヤなどの潤滑に使用される「グリース」
グリースにはさまざまな種類がありますが、
選定する際に重要なポイントのひとつが **「ちょう度」** です。
今回は、グリースの「ちょう度」とは何か、
また用途に応じた選び方についてご紹介します。
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■ グリースの「ちょう度」とは?
ちょう度とは、簡単にいうとグリースの「硬さ・やわらかさ」を表す指標です。
グリースは、*NLGIちょう度番号によって分類されており、
数字が大きくなるほど硬いグリースになります。
(*NLGIとは、National Lubricating Grease Institute(米国潤滑グリース協会)の略称)
一般的には、以下のように分類されています。
〈NLGIちょう度 グリースの状態〉
000:非常にやわらかい
00:やわらかい
0:やわらかめ
1:比較的やわらかい
2:一般的
3:硬め
4~6:非常に硬い
一般的な機械設備や軸受などでは、NLGIちょう度2号のグリースが多く使用されています。
■ ちょう度によって何が変わる?
グリースは、硬さによって機械へのなじみやすさや、漏れにくさなどが変わります。
① やわらかいグリース
ちょう度番号が小さいグリースは流動性が高く、
狭い場所にも入り込みやすいのが特徴です。
集中給脂装置など、グリースを配管を通して供給する場合にも使用されます。
一方で、やわらかすぎるグリースは、使用条件によっては漏れやすくなる場合があります。
② 硬いグリース
ちょう度番号が大きいグリースは、形状を保ちやすく、漏れにくい傾向があります。
ただし、硬すぎるグリースは機械内部へ行き渡りにくくなる場合があるため、
用途に適したちょう度を選ぶことが重要です。
■ グリースは「ちょう度」だけで選ばない
グリースを選ぶ際は、ちょう度だけでなく、
使用する機械や環境、温度、荷重、回転速度などの条件を確認する必要があります。
例えば、
* 高温になる場所で使用する
* 大きな荷重がかかる
* 高速で回転する
* 水や湿気にさらされる
* 屋外で使用する
* 集中給脂装置を使用する
など、使用環境によって適したグリースは異なります。
また、同じ「NLGI 2号」のグリースでも、
基油や増ちょう剤、添加剤などの違いによって性能が異なります。
そのため、「2号だからどれでもいい」というわけではありません。
■ グリース選びで迷ったら
グリースを選ぶ際には、現在使用しているグリースの製品名やメーカー、
NLGIちょう度だけでなく、使用設備や使用条件を確認することが大切です。
「今使っているグリースと同等品を探したい」
「別のメーカーのグリースに変更したい」
「この設備にどのグリースが適しているか分からない」
といった場合には、使用条件を確認したうえで選定することをおすすめします。
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弊社では、各種グリース・潤滑油を取り扱っております。
グリースの選定や製品についてご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。