インタビュー
高級潤滑グリースで競合他社との差別化を図ります
長期的に見て大幅なランニングコスト削減にも繋がる良質の潤滑グリースをはじめ、自信を持ってお届けできる様々な潤滑油を取り扱っております。各製造業に適した潤滑剤の選別からコンサルティングサービスまで行います。
高級潤滑グリース「上海申合潤滑油」を訴求し中国企業向けの販売で実績があります
顧問の西尾氏が語る「販路」とは?(例文)
上海申合潤滑油(TEL=021-6295-1867)が、潤滑グリースの中国企業向けの販売で成果を上げています。主にベアリング、自動車部品向けの潤滑グリースを取り扱い、品質重視へ舵を切る中国自動車関連企業などからの引き合いが好調で、今後は中国進出が加速する日系企業向けの販売も強化いたします。同社顧問の西尾重治氏が製品の特徴や販売計画についてお伝えします。
日本の高級潤滑グリースを販売し、ここ数年、中国系企業からの引き合いを大きく伸ばしている。
「当社は日本のコスモ石油ルブリカンツ、日本礦油のベアリング向けに使用する長寿命、低温性に優れる中、上クラスの潤滑グリースを中心に販売している。ここ数年、中国で付加価値の高い製品の生産が拡大していることを背景に、中国系企業向けの販売が伸びており、全顧客の8割が中国系企業となっている。特に自動車関連企業からの受注が好調で、その中でも地方都市での販売の伸長が目立つ」
長期使用可能な潤滑油でランニングコストを削減できる点を訴求している。
「通常、潤滑グリースは長期で使用するにつれて劣化するため、潤滑途中で補給が必要となる。当社が販売する潤滑グリースは高い耐高温性、耐摩耗性、長寿命性があり、補給間隔が通常のグリースより3―5倍長く、長期で使用することが可能だ。価格は中国メーカーの潤滑油より割高となるが、高品質の潤滑グリースを使用することで設備機械の長期使用を実現し、結果的にはランニングコストの削減に繋がる」
良質の潤滑油を使用することで電力コストを削減できる。
各製造業に適した潤滑剤の選別などのコンサルティングサービスも行っている。
日系企業が徐々に開発拠点を中国にシフトしていることを追い風に、日系企業向けの販売をさらに強化していく。
高級潤滑グリースで競合他社との差別化を図っていく。
「今後は市場ニーズを見ながらより高級な潤滑グリースを開発していく計画だ。例えば、小さなベアリングを高速回転させることが必要なエアコンや掃除機などの領域に対応した高級潤滑グリースの需要拡大を見据え、取り扱い商品を拡充する。中国の同業他社との競争も激しくなる中、高級路線で差別化を図り、中国潤滑剤業界でのプレゼンスを高めていきたい」
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